一般的には拒食や過食と呼ばれるものですが,専門用語では,神経性やせ症や神経性過食症などと呼ばれます。過剰に食べて排出(下剤乱用や自己誘発性嘔吐など)することも特徴のひとつとして挙げることができます。食べて排出するといった行動が生じるため,その行動に注目しがちですが,実は背景には,“自己の傷つき”などといった心理的な課題が潜在しています。カウンセリングや心理療法を通して,生まれてから今に至るまでで抱えてきた心理的な課題に注目をして,少しでも安心して楽に生活が送れるようにお手伝いします。